てんかん

てんかんとは、大脳表面のニューロンの機能異常により、多くのニューロンが同期して持続興奮し “発作”を繰り返す脳の疾患です。

てんかん発作について

興奮が前頭葉の体の運動を命令するニューロンにおこれば不随意的な手の強直(固くなること)や間代(断続的な収縮)にあらわれます。視覚情報を処理する後頭葉に起これば物が小さくみえたり、黒点がみえたりします。

 

てんかんの診断

てんかんが脳表面のニューロンの過剰興奮に基づくものですので、もっとも重要な検査は脳波検査です。発作時に対応した波形(発作時脳波)を得ることが最も診断に至る重要な検査ですが、多くの方では発作をおこしていないとき(発作間欠期)に過興奮を示す部位に異常波形をきたすため、診断の大きな手がかりとなります。 当科ではこの異常波形の検出率を上げるため自然睡眠で記録を行うよう努力しています。

 

将来の見通しを立てる

正しく発作の起源を知り、てんかんの分類を行ない、今後の見通しを立て、もっとも適切と思われる薬剤(抗てんかん薬)の処方を行って参ります。多くの薬剤の組み合わせは無数にあり、親御様の発作観察にもとずく薬剤の効果判定がきわめて重要となります。

「のうはけんさの本」(PDF)

脳波検査を受けられる患者さんへ